アリアナ・グランデ(23)がSNSで長文メッセージを投稿し、犠牲者のためにチャリティーコンサートを行うと発表しました。
現地時間5月22日にイギリス・マンチェスターで自身のコンサートで起きた爆破テロ事件について、アリアナは以下のようにコメントし、チャリティーコンサートを開催する方向で調整することを発表しました。
私の心、祈りと心からの哀悼は、マンチェスターでの攻撃の犠牲者の方々と彼らの最愛の人とあります。
犠牲者の方々の感じている痛みを取り除くことは、私や他の誰でも出来ません。
でも、私に出来ることがあるなら何でもしたいと思います。
私たちが今出来る唯一のことは、私たちがどのようにこれを受け止めるのか、そして、私たちがどのように今後人生を過ごしていくかを選択することです。
私はファンのみんなのことを先週からずっと考えていました。みんながこの事件に対して行った対応は、これまで以上に私に誇りを持たせてくれました。あなたが先週お互いに見せた思いやり、親切心、愛、強さは、月曜日に起こった凶悪なことから乗り越えるために必要なもので、憎むべき意図とは正反対のものです。
あなたは、まったく正反対なんです。
＜中略＞
私は、信じられないほど勇敢なマンチェスターに戻り、ファンと時間を過ごして、犠牲者の方々と彼らの家族のための寄付を募り、そして、慈善コンサートを行います。私は、仲間のミュージシャンや友人にマンチェスターに対する愛情を表して、手を差し伸べてくれたことにお礼を言いたいです。詳細が決まりましたら、またみなさんにお知らせします。
Dangerous Womanツアーを計画したときから、私は、このショーが、何よりファンのための安全なスペースであることを目的としていました。息抜きになったり、お祝いの場になったり、癒されたり、安心して自分でいられる場所だったり、オンラインで知り合った友人と出会う場所だったり、自分を表現できる場所になるようにと考えてきました。
それは、これからも変わりません。
私のショーでは、美しい、多様な、純粋な、幸せなファンたちに会います。信じられないほど、個性的な数千人の人達が同じ理由（音楽）のために集まっている。
音楽は、地球上の誰とでも分かち合えるものです。
音楽は私たちを癒やすはずです。そして、私たちをまとめます。そして、私たちを幸せにします。
なので音楽はずっと私たちのためにあり続けるでしょう。
私たちは、犠牲者の方々と彼らの最愛の人、そしてファンのみんな、この悲劇に影響を受けた全ての人達に敬意を持って生きていきます。
彼らは私の心の中にいます。私の残りの人生ずっと彼らのことを想い続けます。
— Ariana Grande (@ArianaGrande) 2017年5月26日
「TMZ」によると、このチャリティーコンサートの開催は来週末を予定していて、会場は事件の遭ったマンチェスター・アリーナ以外の大きな施設になるとのこと。マネージャーのスクーター・ブラウンは、音楽界の著名なアーティストと交渉を行っていて、アリアナの友人にも声をかけているとのこと。
チャリティーコンサートの収益は全て犠牲者とその家族に寄付されるとのことです。
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アリアナ・グランデ(Ariana Grande)
1993年6月26日生まれ。
アメリカ・フロリダ州ボカラトン出身。